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歯の根の治療はどれくらい回数がかかる?〜治療回数を知って計画的な通院を〜

みなさん、こんにちは。
北名古屋の歯医者【リボンデンタルクリニック】です。
 
歯の神経に達するほどの大きなむし歯は、歯の根の治療(根管治療)が必要になります。
根管治療では、本来ならば抜歯せざるを得えない歯を残すために、細菌感染した歯の根を消毒・殺菌し、お薬を詰める作業を行います。
 
さまざまな作業工程を必要とする治療であることから、「いったいどれくらいの治療回数がかかるのか?」と疑問に思う方も少なくありません。
 
歯の根の本数や形状、炎症のあらわれ方によって治療回数に個人差があるものの、あらかじめどれくらいかかるのか知った上で治療を始めたいですよね。
 
予定に合わせて通院していただくためにも、今回は歯の根の治療回数はどれくらいかかるのかを「歯の根の形状別」に解説します。
 
 

歯の根の治療はどれくらいの回数がかかるの?

歯の根の治療は、歯科治療の中でも非常に小さく肉眼では確認しづらい場所を処置する難しい治療です。
そのため、細菌感染した歯の根を消毒・殺菌するのに複数回かかることが多く、前歯でおよそ1〜2回奥歯で2〜3回の治療が必要になります。
 
また、歯の根が複雑な形をしていたり炎症が強くあらわれていたりすれば、さらに治療回数がかかることもあります。
 
 

治療回数を必要とする複雑な歯の根の形とは?

歯の根の形によっては殺菌・消毒に時間がかかり、3回以上の治療回数を必要とするケースもみられます。
治療回数がかかる複雑な歯の根の形状を3つご紹介します。
 

枝分かれしている歯の根

歯の根は通常まっすぐであることが多いのですが、根の先が枝分かれしている場合があります。
枝分かれしていると、歯の根のすみずみまで消毒が行き届きにくく、通常の根管治療よりも回数がかかります。
 

曲っている歯の根

根管治療では、「ファイル」と呼ばれる針のような治療器具を使って、細菌感染した部分を取り除きます。
 

(出典:厚生労働省e-ヘルスネット-むし歯治療の流れより) >

 
しかし、ファイルはまっすぐな形をしているため、曲っている根の先まで届きません。
 
このような難易度が高いケースでは、「ニッケルチタンファイル」と呼ばれる専用の治療器具を使用しながら、湾曲に沿って慎重に治療をすすめるため、通常より治療回数が必要です。
 

過去に根管治療した歯の根

過去に根管治療をした歯は、一度歯の根を消毒し、お薬を詰めています。
むし歯が再発し、再度、治療を行う際は、以前に詰めたお薬を全て取り除いてから治療をすすめるため、初回の根管治療に比べると、治療回数がかかる傾向があります。
 
 

治療回数を踏まえた上で計画的な通院を!

根管治療が必要になると、複数回かけて歯の根を消毒・殺菌するため、治療期間がかかります。
しかし、消毒が不十分なまま治療を終えると、細菌が残ったままとなり、再発のリスクが高くなるため注意が必要です。
 
再発を防ぐためにも、おおよその治療回数を踏まえた上で、計画的に通院するようにしましょう。
 
北名古屋市の歯医者【リボンデンタルクリニック】では、歯の根の状態によっては歯科用レーザー治療器を使用し、少しでも治療回数を軽減できるよう努めております。
お仕事などで忙しく通院が難しい方もいらっしゃるかと思いますので、いつでもお気軽にご相談ください。
 
当院は月曜・火曜・金曜は19時半まで、木曜・土曜・日曜・祝日の午前中も診療しています。
お忙しい方でも通院していただきやすい環境を整えていますので、ご都合のよいお日にちにご予約いただけます。
 

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